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イヤホンの使用で気持ち悪くなる【5つの原因と対策方法】を徹底解説!

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イヤホンで音楽を聴いたり,音声コンテンツで学習したりしていると気持ち悪くなることありますよね?

特に,最近主流のカナル型イヤホンを使用している際に気持ち悪くなってしまう方が多いようです

カナル型イヤホンとは?

本体に,耳栓のようなシリコンゴム製の「イヤーピース」が付いたタイプのイヤホン。現在主流のイヤホンで,流通している製品の種類が豊富です。特徴としては「密閉性が高い」「遮音性が高い」「フィット感がある」「低音領域がしっかりしている」などが挙げられます。「カナル型」以外に「密閉型」とも呼ばれます。

イヤホンの使用で気持ち悪くなる1番の原因は「耳が密閉され過ぎている」ことです。

その他の原因としては,次のことが挙げられます。

イヤホンで気持ち悪くなる主な原因
  • 音量が大き過ぎる
  • 長時間の連続使用
  • ノイズキャンセリング機能が体質に合っていない
  • 自律神経が乱れている

イヤホンを使用すると気持ち悪くなってしまう原因について,それぞれ詳しく解説していきます。

さらに,イヤホンで気持ち悪くならないための対策方法もあわせて紹介します。

なぜイヤホンの使用で気持ち悪くなる?【5つの原因】

耳が密閉され過ぎている

最近人気の「カナル型イヤホン」を使用すると,その特徴的な形状から耳が密閉され過ぎて,気持ち悪くなってしまいます。

耳の奥にある「三半規管」は人間の平衡感覚を司る機能を持っており,この三半規管が縦・横・垂直の各方向の動きを感知してバランスを保っています。

カナル型イヤホンをすることで,この三半規管が圧迫されたり,外からの音が聞こえない状況になったりすると,平衡感覚が正常に作用しなくなり,気持ち悪さを感じてしまうのです。

にっしー
にっしー

ぼくは普段,カナル型を使用していますが,次のような症状がよく出ます。

  • 毎回耳が詰まった感じがある
  • 電車で使用していたら息苦しくなった
  • 長時間使用した後,いつも耳の辺りがダルくなる
  • ときどき酔ったような感じになる

カナル型は,しっかりと耳を密閉することで遮音性の高さを実現していますが,人によっては,気持ち悪さを引き起こす原因となってしまいます。

音量が大き過ぎる

音量が大きすぎると,耳の鼓膜や聴覚神経に負担がかかるため,めまいや吐き気などの症状が出ることがあります。

イヤホン難聴」「ヘッドホン難聴」という病気がありますが,大きい音量で音楽を聴き続けると耳の細胞が傷つき,聴力が低下してしまうことも。

長時間の使用

イヤホンを長時間使用することも気持ち悪くなる原因の1つ。

長時間使用するということは,長い時間脳や耳に刺激を与え続けることになります。

大音量で使用する際と同じで,鼓膜や聴覚神経に負担がかかり続けるため,めまいや吐き気などの症状を引き起こします。

ノイズキャンセリング機能が体質に合っていない

最近のイヤホンは「ノイズキャンセリング機能」が付いているモデルが増えました。

ノイズキャンセリング機能とは,イヤホンやヘッドホンを装着する際に,外部の騒音・雑音を低減させる機能のこと。

周囲の音が聴こえにくくなり,イヤホンから流れる音楽がクリアに聴こえるため,より一層音楽を楽しむことができます。

また,音楽を楽しむ以外にも,勉強や仕事に集中したいときに便利です。


ノイズキャンセリング機能は,騒音や雑音をカットしてくれるので,音楽に集中できるなどメリットがある反面,車酔いに近い気持ち悪さを感じてしまう方もいます。

にっしー
にっしー

ぼくも,その1人。
短時間なら大丈夫だけど…。

もともと「酔いやすい」体質の人はノイズキャンセリング機能が合わないかもしれません。

自律神経が乱れている

寝不足不規則な生活ストレス過多などによって自律神経が乱れているときにイヤホンを使用すると,気持ち悪くなってしまうこともあります。

自律神経が乱れると,血管が収縮して血流が悪くなり,頭痛や肩こりを引き起こします。

体調が悪いときにイヤホンを使用すると,頭痛や肩こりをさらに強め,気持ち悪くなってしまうということです。

なお,ここまで解説した原因は,単独で気持ち悪さを引き起こすこともありますが,複数の原因が重なって気持ち悪くなってしまうことも考えられます。

イヤホンの使用で気持ち悪くなる際の対策方法

イヤホンの利用価値は高いため,気持ち悪くなることを理由に使えないのは残念ですよね。

ここからはイヤホンの使用で気持ち悪くなる際の対策方法を解説します。

対策方法は次の5つ。

  • 音量をしぼる
  • 適度に休憩を挟む
  • 気持ち悪くなるタイミングを知っておく
  • 自律神経を整える
  • 密閉式でないイヤホンを使用する

それぞれ詳しく解説します。

音量をしぼる

耳に負担がかかって疲れを感じる場合は,音量をしぼってみましょう。

大きな音で音楽を聴き過ぎると難聴になってしまう可能性もあるので注意。

大樹生命の「健康コラム」の中に次のような記述があります。

WHOは80デシベルの音を週40時間以上聞き続けると、難聴の危険があるとしています。80デシベルは地下鉄の車内にいるときに感じる程度の音量。イヤホンやヘッドホンを利用するときには最大音量の60%程度以下を目安にしましょう。

大樹生命の「健康コラム」

また,イヤホンをしたままでも会話が聞き取れるくらいの音量(65dB程度)にすると安全だそうです

音量を上げ過ぎないことは,気持ち悪さを抑制することに加え,難聴になる危険性を抑えることにもつながります

適度に休憩を挟む

適度に休憩を挟むことも気持ち悪くならないために大切です。

だいたい1時間に10分程度はイヤホンを外して休憩しましょう。

また,ノイズキャンセリング機能を利用する場合は,定期的にオフにしてイヤホンを使用するといいですね。

気持ち悪くなるタイミングを知っておく

普段イヤホンをしていても平気だけれど,ときおり気持ち悪くなるという方は,「どういうときに気持ち悪くなるのか」分析しましょう。

体調不良といった身体の状態だったり,電車やバスなどの移動中だったり,決まって気持ち悪くなるシーンが明らかになれば,そのときは使わないなど対策ができます。

自律神経を整える

さきほど「気持ち悪くなる原因」の1つとして「自律神経の乱れ」を挙げました。

寝不足や疲れ,ストレスによって体調が明らかに悪い状態のときは,イヤホンの使用を控えるようにしましょう。

密閉式でないイヤホンを使用する

イヤホンをしていて気持ち悪くなる方の多くは「カナル型(密閉型)イヤホン」をしているケースが多いです

イヤホンにはカナル型以外にも,インナーイヤー型(従来型)のタイプオープンイヤー型のタイプ,最近では骨伝導式のタイプもあります。

イヤホンではなくヘッドホンという選択肢もありますので,カナル型をしていて気持ち悪くなる方は別のタイプのイヤホンやヘッドホンを使用しましょう。

イヤホンに関しての【よくある質問】

ここでは,イヤホンに関してのよくある質問を紹介します。

ノイズキャンセリング機能は耳に悪影響?
ノイズキャンセリング機能をオンにしていると,気持ち悪くなってしまう方はいますが,その機能が耳に悪影響を与えることはありません。

 むしろ周囲の騒音や雑音を抑えることができ,音楽の音量を上げる必要がなくなるため,耳への負担が軽減されます。

 ただし,長時間の使用によって疲れを感じることもあるので、適度な休憩をはさむことを意識しましょう。
骨伝導式イヤホンは身体に悪い?
音には,空気の振動が鼓膜に伝わって聴こえる音と,骨の振動が伝わる骨導音があります。

普段聴こえる自分の声はこの2つの音が混ざっています。

つまり,人は普段から骨伝導によって音を聴いていますので,骨伝導式イヤホンが身体に悪い作用をすることはないと言えます。
気持ち悪くはならないけど耳が痛くなるのはなぜ?
イヤホンを装着していて耳が痛くなる原因として最も考えられるのは,「イヤホンのサイズや形が耳に合っていない」ことです。

インナーイヤー型ではサイズや形を変更できないので,そのタイプを使っている場合はイヤホン自体を別のものに変えるべきです。

一方,カナル型イヤホンの場合はゴム製のインナーピースを別のものに変えれば,痛みを解消できるかもしれません。

【まとめ】イヤホンの使用で気持ち悪くなる原因と対策

この記事ではイヤホンの使用で気持ち悪くなる原因と対策方法を解説しました。

イヤホンの使用で気持ち悪く原因として考えられるのは,

  • 耳が密閉されすぎている
  • 音量が大き過ぎる
  • 長時間の連続使用
  • ノイズキャンセリング機能が体質に合っていない
  • 自律神経が乱れている

です。

快適にイヤホンを使用するためには,次の対策を行ってください。

  • 密閉性の高いイヤホンの使用を控える
  • 長時間の使用を避ける
  • 音量をしぼる
  • 体調を整える
  • ノイズキャンセリング機能を適度にオフにする

音楽を楽しみたい人や音声コンテンツで学習したい人にとってイヤホンは必須のアイテム。

それなのに,気持ち悪くなってしまうことが理由で使いにくい・使えないのは残念なことですよね。

イヤホンを使用すると気持ち悪くなってしまうという悩みを抱えている方は,ぜひここで解説した原因と対策方法を参考にしていただけたらと思います。

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