スマートウォッチはつけたまま寝た方がいいの?
それともつけない方がいい?
スマートウォッチをつけて寝るといいことあるの?
この記事ではこんな悩み・疑問を解決します。
まず,「スマートウォッチを寝るときにつけた方がいいのか?つけない方がいいのか?」と悩んでいる方へお伝えしたいのは,
ということです。
というのも,つけていることが理由で睡眠の質が低下してしまうこともあるからです。
スマートウォッチをつけたまま寝る目的の1つに「睡眠データを取得する」ことが挙げられますが,装着したまま寝ることが原因で睡眠の質が低下してしまっては元も子もありません。
この記事では,次のことを解説します。
- 無理してスマートウォッチをつけたまま寝なくてもいいこと
- スマートウォッチをつけたまま寝ることのメリットとデメリット
- スマートウォッチを寝るときにつけた方がいい人はどんな人か?
- スマートウォッチをつけたまま寝るときの注意点
目次
【結論】寝るときはスマートウォッチを無理にしなくていい
冒頭にも書きましたが,スマートウォッチは寝るときに無理にしなくてもいいです。
その1番の理由は,「睡眠の質が低下する可能性がある」からなんです。
睡眠の質が低下する原因は何というと,次のようなことが挙げられます。
- 装着していることが気になる
- 勝手に画面が点灯し,眩しくて起きてしまう
- 通知の振動で目が覚める
人によっては装着していること自体が気になってしまって,寝つけないことがあります。
また,多くのスマートウォッチは手首の動きを感知してスリープ解除される機能がありますが,
寝ている間にその機能が作動してしまい,点灯した画面が眩しくて起きてしまうということも。
さらに,スマホとBluetoothで連携したままだと,寝ている間に着信やLINEなどが来て,その通知の振動のために目が覚めてしまうこともあります。
睡眠の質が低下する可能性があるので,「どうしても睡眠データを取得したい」という人以外は,無理にスマートウォッチをつけて寝る必要はありません。
スマートウォッチをつけて寝るメリット・デメリット
ぼくはスマートウォッチを使うようになってから5年経ちますが,ほとんどの場合,スマートウォッチをつけて寝ています。
つけて寝る理由は当然「睡眠データを取得するため」ですが,つけたまま寝ることには,いいことも悪いこともあります。
ここからは,ぼくが日々実感している「スマートウォッチをつけたまま寝ることのメリットとデメリット」をお伝えしたいと思います。
参考になれば幸いです。
スマートウォッチをつけたまま寝るメリット
ぼくが実感しているスマートウオッチをつけて寝るメリットは次の3つです。
- 睡眠データを利用して体調管理ができる
- 振動アラーム機能で自分だけ起きれる
- すぐに時間の確認ができる
1つずつ解説します。
スマートウォッチをつけて寝る最大の目的は「睡眠データの取得」。
睡眠データが取れると,健康管理・体調管理がしやすくなります。
例を挙げます。
日によって「朝の目覚めが悪い」「昼間に眠気が出る」「いつものパフォーマンスが発揮できない」といったことがありますよね?
そんなとき,睡眠データを取っていると「今日は睡眠時間が短かったから」「睡眠サイクルが悪かったから」「ノンレム睡眠中に起きてしまったから」などと体調不良の原因を探りやすくなります。
スマートウォッチをつけて寝ることは,「睡眠データを利用して健康管理や体調管理ができる」というメリットがあります。
睡眠データの取得ができないスマートウォッチでは,残念ながらこのメリットは得られません。
家族と同室で寝ている方なら,スマートウォッチのアラームを使うと便利です。
例えば,家族と同室で寝ていて自分だけが誰よりも早く起きなくてはならないとき,普通の目覚まし時計を利用していると,そのアラーム音によって,まだ起きなくていい家族も起こしてしまうことがあります。
そんなとき,スマートウォッチの振動アラーム機能を利用れば,設定した時間に振動によって起こしてくれますので,家族に迷惑をかけずに自分だけが起きることができます。
ぼくは普段「Fitbit Versa2」というモデルを使っていますが,Fitbitシリーズのアラーム機能はさらに優秀で,睡眠データを分析し,設定した時間の前後15分の間で,もっとも目覚めがよくなる時間に振動するという機能も。
家族に迷惑をかけずに自分だけが起きたい方にとっては、スマートウォッチをつけて寝るメリットがあります。
夜中に目が覚めてしまうことがありますよね?
「今,何時だろう?」と時間が気になったら,ベッドサイドのスマホで時間を確認すると思いますが,目覚めてすぐにスマホの明るい画面を見るのってつらくないですか?
それに,スマホの明るい画面を見てしまうと,目が冴えてしまって寝つけなくなってしまうこともあります。
そんなときもスマートウォッチをつけて寝るメリットを実感できます。
スマートウォッチをつけていれば,スマホを探したりしなくてもすぐに時間の確認ができますし,スマホほど画面が大きくなく光も強くないので,目が冴えてしまう可能性が減らせます。
スマートウォッチをつけたまま寝るデメリット
逆に,ぼくが実感しているスマートウォッチをつけて寝るデメリットは次の3つ。
- 顔に跡がつくことがある
- 夏場,ベルトが汗でベタベタ
- 通知の振動で目が覚めることがある
顔に跡がつくことがある
ぼくは頭と枕の間に腕を挟んで寝るくせがあるみたいで,朝起きるとスマートウォッチの跡が顔についてしまっていることが多々あります。
ひどいときは,出勤時間になっても跡が消えず,通勤時に恥ずかしい思いをすることも。
夏場,ベルトが汗でベタベタ
ベルトの素材によると思いますが,夏場は寝ている間にかいた汗でベタベタになってしまうこともあります。
夏場は,通気性の悪い金属製や革製のものは避けましょう。
質の悪いシリコン(ラバー)タイプも要注意。
ぼくはスマートウォッチを使い始めた頃,安いシリコン製のベルトをしていましたが,汗と熱のせいで表面が溶けてドロドロになった経験があります。
通知の振動で目が覚めることがある
夜中に電話やLINEをしてくる人は少ないですが,たまに通知の振動で起こされてしまうこともあります。
最近ではスマホとスマートウォッチの接続を切ってから寝るようにしています。
寝るときにつけた方がいい人・つけない方がいい人
冒頭で「寝るときはスマートウォッチは無理につけなくていい」とお伝えしました。
しかし,次のことが当てはまる人はつけたまま寝ることをおすすめします。
- スマートウォッチのヘルスケア機能を最大限に活用したい人
- スマートウォッチをつけていることが気にならない人
スマートウォッチには様々な機能がありますが,その中でもヘルスケア機能は重要な位置をしめています。
せっかくスマートウォッチを利用するのであれば,その機能を最大限に活用しないのはもったいないと考えられます。
もし,寝るときにスマートウォッチをしていることが気にならないのであれば,ぜひつけて寝るようにしてください。
逆につけない方がいい人は,次のことに当てはまる人です。
- スマートウォッチをして寝ることが「邪魔」「鬱陶しい」と感じる人
- 睡眠データを取得する機能のないスマートウォッチを使用している人
スマートウォッチが快適な睡眠を妨げる要因になるのであれば,当然つけない方がいいですよね。
また,そもそも睡眠データを取得できる機能がないスマートウォッチを使用しているのであれば,睡眠時に装着するメリットはあまりありません。
スマートウォッチをつけたまま寝るときの注意点
もし,つけたまま寝るのであれば,次のことに注意しましょう。
- ケガに気をつける
- 寝る前に充電残量を確認しておく
- 睡眠を妨げる機能をオフにしておく
スマートウォッチをつけて寝るときは,ベルトのバックル部分やリューズ(操作ボタン),スマートウォッチ本体などで,顔などを傷つけないように気をつけましょう。
つけたまま寝るとき,よくやってしまうのが,充電残量がないのにそのまま寝てしまうことです。
「翌朝,充電がなくて使えない」ということがないように,充電残量を確認してから寝ましょう。
ぼくのおすすめの充電タイミングは「お風呂に入っているとき」です。
通知機能や常時点灯機能など,睡眠の妨げになってしまう可能性がある機能は極力オフにするか,睡眠時用のモードに切り替えましょう。
「例:Apple Watchの場合」
「おやすみモードにする」→通知が来ないようにする
「シアターモードにする」→手首の動き感知で画面がオンにならないようにする
スマートウォッチをつけて寝るときは,睡眠の質が落ちてしまわないように気をつけましょう。
【まとめ】スマートウォッチは無理につけたまま寝なくてもいい
この記事では,「スマートウォッチを寝るときにつけるか?つけないか?」という疑問に答える内容を書きました。
結論は「スマートウォッチは無理につけたまま寝なくてもいい」です。
理由は,スマートウォッチをつけたまま寝ることで睡眠の質が低下してしまう可能性があるから。
「睡眠データを取得する」という目的がない場合は,普通の腕時計と同じように外して寝るのがベストだと言えます。
自分の生活スタイルに合った使い方で快適な毎日を送ってください。