- アンドロイドスマホの寿命はどのくらいだろう?
- 最近,スマホの動きが悪い気がする。買い替え時かな?
- どのタイミングで買い替えるべきかな?
この記事では,こんな悩みを解決します。
まずはアンドロイドスマホの寿命について。
詳しくは後述しますが,だいたい3〜4年が寿命だと考えておきましょう。
寿命が近づくと,スマホの動きが悪くなったり,バッテリーの持ちが悪くなったりします。
最近のスマホは値段が高く,そう簡単に買い替えれるものではありません。
なるべく長く使いたいのは誰でも同じ。
でも,使いにくいままだと日常生活に支障をきたします。
この記事では,次のことを書いています。
- アンドロイドスマホの寿命の目安
- アンドロイドスマホを長く使う方法
- 寿命が近づくと現れるサインについて
- 買い替えのベストなタイミング
ぜひ,参考にしてみてください。
目次
アンドロイドスマホの寿命は3~4年が目安
アンドロイドスマホの寿命は,一般的に3~4年が目安といわれています。
これは,メーカーや機種によっても異なるため,あくまでも目安として捉えておく必要があります。
また,使い方によっても寿命は変わってきます。
平均的な使用年数は4.3年くらいだそうです。(↓参考)
寿命を左右する最大の要素はバッテリー
そんなスマホの寿命を左右する最大の要素はバッテリーです。
バッテリーは,充電を繰り返すたびに劣化していきます。
バッテリーの消費が早まったり,充電の持ちが悪くなったりしたら,寿命が近づいているサインだといえます。
バッテリー以外に寿命を左右する要素は?
アンドロイドスマホの寿命は,バッテリー以外にも次の要素によって影響を受けます。
- 使用環境:高温や多湿などの過酷な場所では,寿命を縮める可能性が高いです。
- 使用頻度:頻繁に画面をオン・オフしたり,ずっとアプリを使い続けたりするのも影響します。
- 機種のグレードなど:
スマホを構成する部品の調達先はメーカーや機種によって異なり,当然,安い機種ではコストを抑えるために安い部品が使われることが多く,寿命が短い可能性も。
アンドロイドスマホの寿命をのばす5つの方法
アンドロイドスマホの寿命を延ばすには,バッテリーの劣化を防ぐことがもっとも大切ですが,バッテリー以外の部品の消耗を防ぐ必要もあります。
ここでは,バッテリーやそれ以外の部品を守るために最も大切な5つの方法を解説します。
- 充電しながら使用しない
- 充電しながら就寝しない
- 強い衝撃を避ける
- お風呂で長時間使用しない
- 高温になる場所を避ける
詳しく解説します。
充電しながら使用しない
充電しながら使用すると,充電器からの充電とスマホの使用による放電が繰り返され,バッテリーに大きな負荷がかかることになります。
また,充電し続けている状態ではスマホ全体が高温になりやすく,バッテリーだけでなく,部品などの劣化も進みやすくなります。
バッテリーを消耗しやすいゲームアプリで遊んでいるときなど,バッテリー切れに備えて充電しながらスマホを使いたい気持ちはわかりますが,控えた方がいいですね。
充電しながら就寝しない
ぼくもよくやってしまう「充電しながら就寝」もよくありません。
寝ている間に充電すると,充電量が100%になったにもかかわらず充電し続けることになります。
この状態を「過充電」といい,バッテリーの劣化を早めることになります。
起きている間はスマホを使いたいので「充電は寝ている間に」となりがちですが,なるべく避けましょう。
強い衝撃を避ける
スマホを落としたり,ぶつけたりすると,画面や内部の基盤,CPUなどが破損する可能性があります。
外部の損傷は見ればわかりますが,内部の破損は目で確認できないので,あとから影響が出る可能性も。
落下や衝撃には十分に注意しましょう。
お風呂で長時間使わない
最近のスマホは,IPX4やIPX5などの防水性能を備えている機種が多くあります。
しかし,防水だからと安心し過ぎるのはよくありません。
特にお風呂は湿度が高いため,長時間使用するとその湿気がスマホ内に入り込み,主要部品が腐食する可能性があります。
極力,お風呂での長時間使用は避けましょう。
IPXとはIP(International Protection)規格が定める電子機器の防塵・防水機能を表す国際規格の保護等級。
Xの次につながる数字が大きければ大きいほど高性能であることを示しています。(IPX4よりIPX5の方が等級が高い)
高温になる場所を避ける
高温になる場所で使用すると,内部の回路や部品が熱によって故障する可能性があります。
高温になる場所は避けて使用しましょう。
具体的には,直射日光が当たる場所や車の中などですね。
アンドロイドスマホの買い替え時期の目安
アンドロイドスマホの寿命の目安は3〜4年と,冒頭で書きました。
しかし,それはあくまでも目安であって,使い方によってはそれより長く使い続けることは可能です。
同じ機種でもユーザーによっては寿命が変わってくるため,どんなタイミングでスマホを買い替えるべきかわからない人もいると思います。
買い換えるタイミングを見極めるための1つの目安として「寿命が近づくと現れる5つのサイン」について紹介します。
寿命が近づくと現れる5つのサイン
寿命が近づくと現れる5つのサインは次の通りです。
- アプリの起動や動作が遅い
- バッテリーの消耗が早い・持ちが悪い
- 突然電源が落ちる(勝手に再起動)
- スマホが熱くなりやすい
- タッチ操作の反応が悪い
一つずつ詳しく解説します。
アプリの起動や動作が遅い
アンドロイドスマホの寿命が近づくと,アプリの起動や動作が遅くなることがあります。
これは,OSやアプリの動作に必要なメモリやCPUの性能が低下するためです。
動作にストレスを感じるようなら買い換えるべきです。
バッテリーの消耗が早い・持ちが悪い
バッテリーの消費が早くなったり,使っていないにも関わらず気づいたら充電が減っていることが多くなったら,寿命が近づいているサインです。
突然電源が落ちる(勝手に再起動)
長い年数スマホを使い続けていると,突然電源が落ちたり,勝手に再起動したりすることが出てきます。これは,内部の回路や部品の故障が原因。
買い替えのサインと言えます。
スマホが熱くなりやすい
スマホがよく熱くなる主な原因は,バッテリーの劣化です。
頻繁に熱くなるスマホをそのまま使い続けると,バッテリーが膨張して破裂したり,発火したりすることもあるので気をつけましょう。
タッチ操作の反応が悪い
タッチ操作の反応が悪くなったり,触っても反応しない部分が出てきたら,タッチパネルの劣化や内部の回路や部品の故障が考えられます。
アンドロイドスマホのベストな買い替えタイミングは?
基本的には,上記の「寿命が近づくと現れる5つのサイン」が出てから買い替えを検討すればOK。
しかし,ときにはサインが出てからまもなく使えなくなってしまうことや,サインが出ていなくても突然機能しなくなることがあります。
なので,次に紹介するようなタイミングを「ベストな買い換えのタイミング」と考えておくことをおすすめします。
- 操作に不自由が出てきたら替える
- バッテリーの状態が悪くなったら替える
- OS更新サポートの期限が切れたら替える
- 端末の分割代金を払い終わったら替える
操作に不自由が出てきたら替える
アンドロイドスマホの買い替えを検討するタイミングとしてまず挙げられるのが,「操作に不自由が出てきた場合」です。
アプリの起動や動作が遅くなったり,タッチ操作の反応が悪くなったりしたら,不便ですよね?
これらの症状が出ると,快適にスマホを使えなくなってしまうので,買い替えを検討しましょう。
買い替えをせずに使い続けると,さらに故障やトラブルのリスクが発生し,最悪の場合,新しいスマホへのデータ移行が完全にできなくなってしまうことも。
バッテリーの状態が悪くなったら替える
次に挙げられるのが「バッテリーの状態が悪くなった場合」。
バッテリーの消耗が早くなったり,充電の持ちが悪くなったりすると,頻繁に充電する必要が出たり,充電残量が気になったりと不便を感じるようになります。
バッテリーの交換は可能なので,
OS更新サポートの期限が切れたら替える
アンドロイドOSの更新サポートの期限が切れるタイミングも買い替えタイミングです。
OSの更新サポートが受けられないとセキュリティの更新も受けられません。
セキュリティ更新は,脆弱性を悪用したサイバー攻撃から端末を守るために重要です。
OSの更新サポートが切れた端末は,セキュリティ面でのリスクが高まるため,買い替えを検討しましょう。
端末の分割代金を払い終わったら替える
端末の分割代金の支払いが残っている間は,機種変更をするのがなかなか難しいと思います。
分割払いの支払いが終わったときも,次の機種へ買い替えを検討しやすいタイミングではないでしょうか?
故障して完全に使えなくなってしまう前には買い替えをしましょう。
ここで挙げたタイミングを1つの目安として捉えていただければと思います。
買い替えないとどうなる?デメリットは?
寿命が近づいたアンドロイドスマホを買い替えずに使い続けた場合,次のデメリットが発生します。
1日に何度も充電しなくてはならなくなる
バッテリーの消耗が早くなったり,充電の持ちが悪くなったりすると,1日に何度も充電しなくてはならないというめんどうが出てきます。
その状態で使い続けると,日常的な使用に支障をきたすだけでなく,バッテリーの劣化をさらに進めてしまうことにもつながります。
セキュリティに問題が発生する
「買い替えタイミング」のところでも解説しましたが,OSのセキュリティ更新が受けられなくると,脆弱性を悪用したサイバー攻撃の被害に遭うリスクが高まります。
具体的には,「スマホ内のデータの流出」や「第三者に遠隔操作される」,「ウィルスに感染する」などといった問題が起こることも。
突然使えなくなる可能性がある
アンドロイドスマホは,精密機器であるため,長い期間使っていると,内部の回路や部品が故障することも。
内部の回路や部品の故障が起こると,突然使えなくなる可能性があります。
突然使えなくなると,連絡が取れなくなるなど,すぐに生活に支障が出てきます。
買い替えには費用がかかりますので,費用のことを考えると,多少の不便を感じても使い続けてた方が得策だと考えてしまいがち。
ですが,ここで挙げたデメリットを避けるためには,早めの買い替えを検討しましょう。
まとめ【アンドロイドスマホの寿命とベストな買い替えのタイミング】
寿命は使用頻度や利用状況によって変わりますが,アンドロイドスマホの寿命の目安は3〜4年。
買い替えのタイミングとしてベストなのは,
- 操作に不自由が出てきたら
- バッテリーの状態が悪くなったら
- OS更新サポートの期限が切れたら
- 端末の分割代金を払い終わったら
です。
買い替えをしないとさまざまな支障が出てきて,不便になってしまいます。
ここで挙げたタイミングを参考にアンドロイドスマホの買い替えをしましょう。